何といっても、太陽からの“タダ”のエネルギーを使えるということが最大のメリットです。 ガソリンやガスなどの燃料や発電所などで作られる電気を買うには当然お金が要りますが、 自家発電としての太陽光システムならば、お金がかかりません。 もちろん太陽光発電システムを導入する時点ではお金がかかりますが、その後は発電所のような維持費用はほとんどかかりません。

ちなみに、太陽から地球に降り注ぐ光と熱のエネルギーは1秒間で42兆カロリーというとてつもない量です。 そう言われてもなかなか実感できませんが、どれほど厖大かというと、 世界中の人々が一年間に使っているすべてのエネルギー(石油・石炭・天然ガス・原子力など)と、 太陽から地球に降り注ぐエネルギーのわずか1時間分の量が同じになるというから驚きです。

※地球に降り注ぐ太陽光エネルギーの総量は年間で約4000ゼータジュール(1兆kwHの110万倍)であり、世界全体の消費エネルギーの8000倍に相当

人類はこれまで材木を燃料とし、さらには石炭や石油そして天然ガスなどの化石燃料をエネルギー源にしてきました。 これらはすべて有限なエネルギー源です。 また原子力発電にしてもそのエネルギー源はウラン・プルトニウムという天然資源に頼っているのですから、 これは“有限”の資源です。ウランを取りつくしたら原子力発電はできなくなります。(ちなみにウランの可採年数はあと85年です) しかし太陽の場合は“無限”の資源です。

もちろん太陽という星にも寿命があります。 しかし太陽が寿命を終えて赤色矮星や超新星になっていくのはおそらく何10億年も先のことですから、 相対的に言えば無限のエネルギー資源ということができます。このような無限・無尽蔵のエネルギーを使わない手はありません。

人類が誕生して20万年、農業開始から1万年、人類はようやく太陽の直接利用を思いつきました。 太陽光発電は、まさに人類にとって、生き残りをかけた戦略的なツールといえるかもしれませんね。

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